京都で着物を着た話
とりあえず今年の目標の一つ「京都で着物を着て観光」クリアしてきましたのでいろいろと感想とか。
京都で着物を着た話《着付け編》
店名は伏せるがとある着物のレンタルショップにて着付けをしてもらうことに。
この京都行きは1週間前に決まった突発的な思いつき&桜のシーズンということで調べたお店が全て予約満了で、諦めかけていたけどようやく1件見つかり嬉々として即効予約。今になって思うと1週間前&桜のシーズンに満了になっていない時点でおかしいと思うべきだった。
店に着き、エレベータで店の階まで上がると申し訳程度のエレベーターホールの奥に自動ドアで隔ててお店があった。
時間帯もあり入った時点でかなり人が多かったが、私たちの後にもぞろぞろと人が押し寄せすし詰め状態に。
冒頭で「満了になっていなかった」と書いたが、そもそも満了という概念がなく来たら来ただけ詰め込むシステムか…?と思うほど混雑していた。
運よく私たちはその時間帯の集団では早かったらしくついてそうそう着物を選ばせてもらった。着物の種類は割とたくさんあったので満足(最初最安コース選んだら種類なさすぎてグレードアップ後の感想)。
ちなみに着物とヘアセット込みで6000円(税別)。
着物を選ばせてもらった後は帯選び。てっきりモデルケースみたいな形でこの着物にはこの色の帯、みたいなのがあるものだと思っていたけど完全に自由な形で選ぶらしい。ここはもうちょっと勉強してくればよかったと思う。
それはさておきこの帯の陳列のされ方がひどかった。200種類はあるであろう帯の半分が乱雑に下に落とされぐちゃぐちゃの状態。
もちろん開店当初はきれいにたたんで重ねられていたんだろうけど、畳まれてタオルのように上に上に重ねられた帯を求めてひしめきあう女子たちに崩されもまれ大変な事になっていた。
ハンガーとかじゃだめだったのかな!!!!場所とるのかな?
なんとか帯も選びいよいよ着付けへ。順番待ちの札をスタッフさんに奪い取られたり襦袢を投げるように渡されたり、帯と同じく下に無造作に落とされたかばんを這い蹲りながら選んだりとか色々ありましたけどそれは胸にしまっておく。
着付けのスタッフさんとヘアスタイリストさんがいい人だったのが唯一の救い。
いよいよ京都の街探索へ
京都で着物を着た話《観光&外国人観光客との戦い編》
まずは八坂神社へ。
もうほぼ散ってるとはいえ桜のシーズンなので死ぬほど人が多い。外国人観光客も多い。
京都で着物を着てると外国人観光客に写真を撮られる、と噂には聞いてたけど
ここまでとは思わなかった
10人ほどの団体につかまり、おそらく母国語で「撮っていい?」と聞かれ、うなずくと我も我もと隣に並んでシャッターを切られる。これを10人分。最初はよかったけどだんだん表情が消えていく私たち。
撮ってもいいか聞いてくる人はまだいいけど結構黙って撮ってくる人が多い。バスの中でカメラ向けられたときは思わず背を向けた。
清水寺に行く途中の二年坂?にあるお店の店先で豆腐まんじゅうを頂いてるときにもカメラ構えられて、すごい顔でまんじゅうほおばってる姿撮ってどうするのかと。
写真撮るときは一声かけてから、ってガイドブックとかに書いておいてほしい。
あと困ったのが言葉がわからないから「私たちと写真を撮りたい」のか、純粋に「写真を撮ってほしい」なのかわからなくて必死にジェスチャーしてました。前者のパターンが多かったが、1度後者のパターンで声かけられたときに友達が勘違いして恥ずかしそうにしてた。
なんか愚痴ばかりになってしまったけど八坂神社と清水寺よかったよ。
今度紅葉の時期に行く約束をしましたがもう少し人が少ないところにしようね、と誓って帰った。
以上京都で着物を着た話でした。